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2015. 07. 31  
返信ありがとうございました。
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 先生のブログの拘縮に関する記事も読ませていただきました。参考にさせていただき、できるだけ拘縮を残さないように頑張ります。

御察しの通り、バスケをしていて強いパスを受け取り損ねて受傷しました。靭帯以外の損傷でも拘縮が起こるということで、納得しました。

伸展拘縮ができるのを了解していたというのは、同意書のところに伸展の可動域制限がでる可能性が高いと書かれてあったからです。

ピンで1ヶ月も固定していたら仕方ないかな、リハビリすれば改善するかなと安易に考えていたのですが、昨日受診したところ、伸展に予想よりも制限がある、動きもぎこちないと言われました。

特に熱感はないのですが、浮腫はあると思います。腱鞘炎を起こさないために、よく揉んでから関節運動することにします。

PIPが拘縮を起こすと改善しにくいということから、最近では良肢位ではなく、MPは屈曲、IPは伸展で固定するという話も聞きますが、現実にあるんでしょうか。

 質問ばかりで申し訳ありません。お時間のある時で構いませんのでよろしくお願いいたします。




 ご丁寧なご返信、ありがとうございます。
 伸展拘縮に関しては了解しました。
 同意書には想定できるものがたくさん記載されますね。

 前にも述べましたが、後療法(手術後のリハビリ)は合併症対策です。
 浮腫、腫脹、関節拘縮、腱癒着、筋力低下など、損傷部位や手術内容により様々ですが可能性の有る合併症は想定は出来ます。その想定できる合併症を可能な限り予防することと、生じ始めているものに対しては取り除くことを致します。ですから、早期にリハビリを始める必要があるのです。

 今のK.A.さんの状況では“予防”でなく“取り除く”ことがリハビリの目的となります。

 関節拘縮は関節周囲の組織の柔軟性の欠如と理解して下さい。硬くなった組織に張力を加え硬い性質を緩い性質に変容していく過程がリハビリです。

 強力な一撃では硬い性質を変容することは出来ませんし、組織の微細な損傷が生じ炎症反応が生じ得ます。

 組織が伸長されるには適度な緊張を長時間かけることが必要です。組織が伸長されると伸長痛が生じますが、軽い痛みに留めるべきです。「弱い力で長く」が矯正の基本ですのでスプリント療法が硬い手には不可欠な治療法です。

 一度硬くなった関節を緩めるのは大変な作業です。
 セラピストに任せるのではなく、自分で治す気でやるしかありません。

 ご質問にありますMP関節屈曲位、IP伸展位での固定に関してですが、基節骨骨折などで採用される固定方法です。PIP関節の脱臼、靭帯損傷では経験がありません。
 ただし、PIP関節の伸展不全を認める例には、MP関節が可伸展しないように伸展ブロックをすることはあります。
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阿部幸一郎

Author:阿部幸一郎
作業療法士、認定ハンドセラピスト

 日常の臨床で手のリハビリに携わるセラピストを応援し、自分自身も切磋琢磨することを目的に、2011年7月にこのHAND maintenance studioを発足致しました。
 特に、指導者がいないセラピスト、数少ない手外科の患者をどのように診ていいのか迷うセラピスト、総合病院で手外科に専念できないが興味があるセラピストなどを応援します。
 そのため定期的な手のリハビリテーション(ハンドセラピィ)に関するセミナーを企画開催しております。
 また、手のことでお悩みがある方に対しては相談や運動指導を直接行っております。
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