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2019. 07. 21  
:本日はありがとうございました
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 セミナー第1回、ありがとうございました。
 表面解剖で今まで曖昧だった所をしっかり確認でき、評価の方法や注意すべき疾患なども一緒にご講義頂き、とても分かりやすく勉強になりました。触診の技術を向上できるよう、教えて頂いた事を明日から実践して行こうと思います!
 また、セミナー後の飲み会でも、臨床のみならず様々なお話をお伺いでき楽しかったです。ご相談にものって頂き、ありがとうございました。
  次回も楽しみにしています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。



 ご丁寧なメールに感謝いたします。こちらこそ、ありがとうございました。
 臨床で必要な知識は多々ありますが、最低限必要な内容をお話いたしました。全てをお伝えして混乱するよりは、明日の臨床で使える知識を意識して講義したつもりです。
 懇親会では、S.M、さんの臨床を垣間見、頑張っている様子が伺われ嬉しく思いました。楽しいひと時を過ごすことができました。
 次回は末梢神経のお話です。私のこだわりの分野ですので中身の濃い内容になってしまうかもしれません。難しい話をしていたら適時質問してください。
 次回は他の参加者も懇親会に参加されるようですので、どのような話で盛り上がるか楽しみです。
 本日は、お疲れさまでした。

阿部
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2019. 06. 18  
 6月頭に手根管症候群の手のひら切開手術で靭帯を切りました。
 手術したくなかったけど、手術する以外ないような口ぶり、態度で医師に接されたため手術をしました。
 私としては、腱鞘炎が悪化してから痺れが増したのと、手に圧迫感があることが問題だと捉えていたのに加え、エコーとMRIの検査でも対して圧迫は見受けられないという診断があったため、手術には前向きではなかったのですが、医師が手術をする以外は 治療しないというスタンスを貫かれたので、諦めて手術しました。
 結果としては、痛みと痺れが増しています。
 親指の腱鞘炎が悪化していること、薬指のバネ指が増えたことからも症状の悪化が見て取れます。
 大阪で先生の知り合い、または同じ考えを持つ医師が働いている病院を紹介して頂けませたんか。



 ご訪問ありがとうございます。
 不安な思いで過ごされていると察します。
 連絡をとって確認いたしますので、しばらくお待ちください。


 手根管症候群の手術後の症状悪化には様々な原因が考えられますが、術後の腫れが原因となること多いように思います。この腫れが腱鞘炎を発症ないし増悪させることは珍しくありません。まずは、腫れの除去に努めてください。

 腫れの除去には手を高く上げることと冷やすことです。

 手を高く上げるということを高挙手といいますが、肩よりも肘を、肘よりも手を高く上げ、手に溜まった体液を重力により下げていきます。裏返せば、お行儀よく手を膝の上に置くことは腫れてしまいますので避けてください。

 次に、手を冷やす、アイシングです。
 炎症反応により毛細血管が拡張し血流が増えるために発熱します。また、拡張した血管の壁から血しょう成分が漏れるので腫れてしまいます。
 ですから、冷やして血管を収縮させなければなりません。十分に冷やすことにより腫れと熱感は改善し、痛みも軽減すると思います。

 手が腫れている状態で手指の屈伸運動を頑張ると腱鞘炎を発症させてしまいますので、指の自動屈伸運動は頑張らないようにし、高挙手で緩く行ってください。

 直接連絡しますので、ブログ画面の右の「ご意見はこちらから」に連絡を入れてください。個人情報は厳守致します。
2019. 05. 18  
HAND maintenance studio主催
「2019年 ハンドセラピィセミナー(東京)」


 開講して9年目となりますこのセミナーは、ハンドセラピィ初心者、指導者がいない施設で奮闘しているセラピスト、手外科領域の症例を年に数人しか担当しない総合病院勤務のセラピスト、臨床で煮詰まったしまったセラピストなどを対象としております。

 セミナーは、「表面解剖」、「末梢神経」、「腱と腱鞘」、「骨・関節」、「拘縮」の5テーマで構成され、それぞれが独立していおらず繋がりをもった内容となっております。

 講義では多くの画像を提示し分かりやすい解説に心掛けております。また、セミナー終了後には隣接している居酒屋でセミナーの内容や日々の臨床の疑問などに答えながら親睦を図っております。
 また、セミナー終了後であってもセミナー参加者からの質問に対しては、ブログのQ&Aコーナーで解説し、末永いおつきあいをさせて頂いております。

 1回目の「表面解剖」では、手の表面で観察される標識(landmark)から皮下組織の解剖を特定し、手の解剖の理解を深めます。
 筋や腱、血管は観たり触れたりすることによりその存在位置を確かめることが出来ますが神経の走行は分かりにくいものです。神経の走行は、標識となる筋や腱、動脈から推測します。

 2回目の「末梢神経の診方とセラピィ」では、神経の機能と解剖、日常臨床でよく診る神経疾患について解説しセラピィの可能性を提示します。
 末梢神経障害のセラピィといえば筋力低下とか知覚障害とか効果器の機能障害を対象としがちですが、神経自体の動き(神経滑走:nerve gliding)も対象となります。末梢神経という名の“紐”が、一定の緊張下で存在し、頚、肩、肘、手、指の運動に伴い近位や遠位に滑走します。手外科領域で診る末梢神経障害は何らかの原因により神経滑走が制限され様々な症状を発します。この神経滑走を引き出すのもセラピィの一つです。
 外傷性神経障害と絞扼性神経障害との相違点、神経伝導障害と軸索障害を身近にある低周波機器で区別する方法、手根管症候群や肘部管症候群の症例を診る際のポイント、MMTや知覚検査のコツ、神経の滑走障害の診方と神経滑走の拡大方法なども解説いたします。

 3回目の「腱損傷と腱鞘炎の診方とセラピィ」では、縫合腱と腱鞘炎の取扱い方について解説いたします。
 腱縫合後のセラピィの目的は腱修復を妨げず腱滑走の再獲得にあります。しかしながら縫合腱は癒着と再断裂の危険性があり容易に扱えられる領域ではありません。縫合腱に過度な張力が加わらないようにするには“減張位”を理解する必要があります。
 腱鞘炎は身近にある疾患であるため見過ごされてしまい腱鞘炎由来の拘縮手となってしまうことがあります。橈骨遠位端骨折後の拘縮手が腱鞘炎によることも稀ではありません。また、一見、CRPSの手であっても注意深く評価すると腱鞘炎由来の拘縮手である例も少なくありません。病態が異なれば治療法も異なります。どのような所見が腱鞘炎であるのか、腱鞘炎であれば何をすべきかを解説いたします。

 4回目の「骨・関節疾患の診方とセラピィ」では、代表的な骨折と関節損傷について解説いたします。
 骨折、関節損傷のセラピィは合併症対策であり、拘縮手とならないように早期介入が求められております。例えば橈骨遠位端骨折を診る機会は多いのだと思います。現在ではプレートでの内固定により早期からセラピストが介入しておりますが、保存治療の例も少なからずおります。固定期間が長くなることにより合併症のリスクは高まります。このような例に関しても注意すべき点について解説いたします。

 5回目の「拘縮の診方とセラピィ」では、1から4回のセミナーをまとめながら、拘縮の予防、拘縮の鑑別、拘縮のセラピィについて解説します。
 拘縮の最良な治療法は拘縮予防です。そのためには早期介入が必要となります。早期介入のためにはどうすべきか、皆さんと一緒に考えてみましょう。


<研修会詳細>
◇主催:HAND maintenance studio 代表 阿部幸一郎
◇開催日時:
 1回目 R1年7月21日(日) 13時から16時45分
 2回目 R1年9月22日(日) 13時から16時45分
 3回目 R1年10月20日(日) 13時から16時45分
 4回目 R1年11月17日(日) 13時から16時45分
 5回目 R1年12月15日(日) 13時から16時45分

 ※原則的に日程通りの開催と致しますが、諸事情により変更することもあります。予めご了承ください。

◇開催地:調布市市民プラザ あくろす (京王線国領駅徒歩1分)
 (東京都調布市国領町2-5-15 コクティー3階)
◇費用:全5回50,000円(スポット参加なし)
◇定員:20名(最少催行人数:10名)
◇ブログ:http://handabe.blog136.fc2.com/ 「HAND maintenance studio」
◇申し込み・問い合わせ方法:
 『HAND maintenance studio』(http://handabe.blog136.fc2.com/)の右側のサイドバーの「ご意見はこちらから」から、下記の必要事項を記入し送信して下さい。
 ① 氏名
 ② 住所
 ③ 携帯電話(緊急時の連絡に必要ですので忘れないようにして下さい)
 ④ 所属施設名
 ⑤ 臨床経験年数
 ⑥ 職種
 ⑦ 参加動機
 ※資料を送付する都合上、PCアドレスからの送信でお願いいたします。
 ※申し込み後、参加費のお振込先案内をメールにてお知らせいたします。ご入金確認後に、改めてセミナーのご案内を送付いたします。
2019. 05. 14  
 拘縮の鑑別の一つに腱固定効果があります。
 腱がある部位で癒着し、癒着部より遠位にある少なくとも2関節以上の関節の内、少なくとも1関節に関節拘縮が生じ、その拘縮を来している関節より近位の関節の肢位により拘縮を来している関節の可動域に影響が生ずる状態を腱固定効果陽性といいます。

 腱癒着による二次的な関節拘縮です。

 この腱固定効果が観察されるには解剖学な特徴としては2関節以上の多関節筋腱であるということです。単関節筋腱では腱固定効果は成立しません。

 拘縮関節の手前の関節を減張位にすることにより拘縮関節の可動域に影響があれば陽性、なければ陰性で関節自体の拘縮と判定されます。

 ここでいう減張位は屈筋腱であれば屈曲、伸筋腱であれば伸展です。ある関節が屈曲拘縮を呈しており、近位の関節を屈曲すると屈筋腱が緩み、その緩んだ分、屈曲拘縮していた関節の伸展角度が拡大すれば腱固定効果陽性で屈筋腱の癒着による関節拘縮と判断します。

 先に“腱がある部位で癒着”と記しましたが、腱通過障害でも腱固定効果陽性を確認することができます。
 A1プーリーでの腱鞘炎ではPIP関節が屈曲拘縮となるケースをよく診ます。カチカチに拘縮していなければ、MP関節を屈曲し屈筋腱を減張させながらPIP関節を伸展させると伸展が拡大します。浅指屈筋腱の腱腫瘤がA1プーリーよりも近位にあり、これが通過できないためであると理解できます。

 腱固定効果陽性の場合、拘縮関節の可動域拡大だけでは不十分であり、腱固定の原因である腱癒着または腱通過障害も改善させる必要があります。癒着であれば末梢方向へは他動的に、近位方向へは自動的に行います。腱鞘炎では腱鞘の炎症を鎮静化し腱腫瘤が通過できるように操作する必要があります。

 先ずは、減張位での他動的関節可動域の拡大を図り、次いで、他動的な遠位方向への腱滑走と自動的な近位方向への腱滑走を入れていきます。

 前腕部での腱固定効果陽性は、腱性拘縮(腱癒着)と筋性拘縮(筋短縮)を鑑別するには、腱ないし筋を末梢に緊張をかけていき、どの部位が緊張するか触診し、痛みや伸張感がどの部位にあるかを問診する。

リハビリで改善の見込みがなければ腱剥離や腱鞘切開術などの手術が計画されますで、減張位での関節の可動域の改善を図る必要があります。

2019. 04. 21  
 4月19・20日と開催された第31回日本ハンドセラピィ学会学術集会に参加してきました。
 今回はプレミーティングセミナーで「浮腫・腫脹・手の管理法」というテーマでのレクチャー、一般演題で「病態の異なる胸郭出口症候群の高校野球児2例の治療経験」について報告してきました。

 プレミーティングでは、手外科の症例を担当するにあたり避けて通れない浮腫と腫脹について、用語の説明、定義付け、評価と治療について解説しました。当たり前のように介入してきたのですが定義付けが不十分なままであり、今回のスライドを作成する中で知識の整理をすることが出来ました。このようなテーマを与えてくれた学術集会長に感謝です。

 一般演題では、胸郭出口症候群により投球障害が生じた高校野球児についての報告でした。
 1例目は外傷性胸郭出口症候群で斜角筋による腕神経叢の絞扼が原因で、
 2例目は投球により肋鎖間隙で腕神経叢が繰り返し圧迫されたことによる炎症が原因でした。
 両者とも投球指導しても効果は得られず、先ずは胸郭出口症候群を緩解させることが求められました。結果的には完治し完全復帰が出来ましたが、トップポジションでの肋鎖間隙の狭小をどのようにすべきかはきちっと考察しなければならないと思います。

 現在、学童軟式野球チームのコーチをさせて頂いております。野球連盟では投手の投球数を制限し肩・肘の負担を減らす方針となり、フィジカルな介入が求められてきているように思います。
 成長期にある子供たちの柔軟性はとても大切です。筋力に主軸を置くと痛みの原因となりますので、パフォーマンスを高めるために遊びを取り入れての運動メニューを考える必要があります。
 予防という立場から低学年の子供達と付き合い、高学年で故障選手を出さないようにしていきたいと思います。

 野球障害といえば肩と肘の関節障害と連想しますが、今回の報告のような胸郭出口症候群の他に肘部管症候群による投球障害も経験しており、投球障害と末梢神経障害と関連性も常に考察していく必要があります。

 今回の発表のスライドには長男と次男の投球の連続写真を使いました。
 撮影時期は、長男は大学入学前、次男は小学6年生のときです。
 この二人の連続写真を観て思うことは、身体的成長と投球動作というパフォーマンスの成長、投球発達という視点が指導者には必要だということです。
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プロフィール

阿部幸一郎

Author:阿部幸一郎
作業療法士、認定ハンドセラピスト

 日常の臨床で手のリハビリに携わるセラピストを応援し、自分自身も切磋琢磨することを目的に、2011年7月にこのHAND maintenance studioを発足致しました。
 特に、指導者がいないセラピスト、数少ない手外科の患者をどのように診ていいのか迷うセラピスト、総合病院で手外科に専念できないが興味があるセラピストなどを応援します。
 そのため定期的な手のリハビリテーション(ハンドセラピィ)に関するセミナーを企画開催しております。
 また、手のことでお悩みがある方に対しては相談や運動指導を直接行っております。
 ご遠慮なく、訪問して下さい。

Twitter:@hand_abe(フォローをお待ちしております)

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